平成18年 3月 3日清掃・リサイクル対策特別委員会−03月03日-01号

◆佐々木浩 委員  私は、手数料改定の件について、値上がりにつながるものですから、十分審議をしなければいけないんですが、今まで28.5円でやっていた、この処理処分部門が値上がるんでその分だということでありますけれども、収集・運搬部門については現行16.0円ですね。これは各区各区がそれぞれ今度は算定をして条例化をするということですけれども、先ほどの説明だと、何となくここはいじらない、杉並区もいじらないというような意味合いにとれたんですけれども、これも再算定して、逆に上げるのか下げるのかわかりませんが、改定をする意思というのはないんですか。

◎ 清掃管理課長 これはまさしく18年度に入って今後の杉並区の検討になろうかと思います。今の段階で確定的なことは言えないんですが、原価で申し上げますと、処理処分の方は、この間にダイオキシン対策、あるいは灰溶融施設の整備、あるいはちょっと稼働率が、若干ごみが減って下がっている等もございまして、コストが高くなってきたというような経緯がございまして、そういったことを修正しなければいけない。
 ただ、収集・運搬については、この間人件費、あるいは収集・運搬の物件費等も上がってございませんので、計算するとほとんど上がってないということで、基本的にはそんなに見直す必要性はないのではないかというようなことが言えようかと考えてございます。

◆ 佐々木浩 委員  処理処分費用の値上がりが、例えば灰溶融炉とかそういうので、私もちょっとイメージが違っていたかもしれませんが、この原価というものが一体何なのか。今ちょっと聞くところによると、設備投資費とかそういうのも含めて処理処分費に合算しちゃってやっているのかな、あるいは人件費みたいなものもまじっているのか、そういうところはいかがなんですか。

◎清掃管理課長 投資をどういうふうに原価と見るかというのはあるんですが、灰溶融でも運転経費ということで、基本的にはランニングコストを中心にしてのコストになろうかと思っております。また、利子負担とかそういったものもすべて合算してのコストでやっているというふうに聞いてございます。

◆ 佐々木浩 委員  これによると、例えば4年に1回ぐらい今度改定するんですかね。何かそんな感じで書かれているんですけれども、例えば施設を、現行の焼却炉が改定の時期に今来ていますから、そうすると、4年ごとに改定していくと、施設をどーんとつくるときに集中してやっちゃうと、急に処理処分費が上がって、それがないときはまた下がってという乱高下する可能性がありますよね。だから、私は、施設に関してのものは外した単純なものかな、というよりも、今そういう処理技術が上がっていますので、私のイメージですよ、イメージだとすると、逆に処理処分費用というのはスケールメリットもあるからどんどん下がっていくのかなというふうに思っていたんですが、今回上がっていくのは何でだろうなと。だから、利子の部分とかそういうものも乗っかっちゃっているのかなというような気もするんですね。
 それから、収集・運搬も各区いろいろ努力をされて、うちなんか特に努力していますから、逆に16円よりも下がっているんじゃないのということで、そうしたら、行って来いじゃないけど、こっちは上がったけれども、こっちは下がったとか、その辺、だから、12%アップするんだというような前提ではなくて、そういうこともすべて算定した上できちっと金額をやらないと、どちらかとすれば多分アップにつながるものですから、事業者に対してやはりアップするということはきちっと説明しないと、では人件費をどうやっているんだとか、処理コストをどう削減しているんだとか、ここまでやってもこれだけかかるんですよということをきちっと言って、だけど、これだけアップしてくださいとお願いしないと、努力もしないで、かかりました、どんどん上げます、工場つくります、また金利かかりますなんていってやっていると、事業者もそのうち怒っちゃいますから、その辺の説明責任をきちっとできるようにしてほしいんですが、いかがですか。

◎清掃管理課長 今お話が出ましたので、ちょっと訂正させていただきますと、28.5円に対して4円プラスするということは14%だというふうに。
 それで、処理原価の問題でございますけれども、原価についてもなるべく処理費を下げようということで、23区、一組とも努力しているわけでございますが、ご指摘のように、各区でこれからだんだん収集・運搬費等異なってくる可能性もございますので、そういう意味も含めて各区で決めるというようなこともあると思います。
 処理処分費につきましては、長期的なごみ量推計を精度を高めまして、必要な施設をちょうど適正になるようにということで施設整備を進めてございまして、過剰な設備、施設を持つというようなことがないように進めているところでございます。
 もう1つ、手数料につきましては、処理業者、運搬する業者が、区の定める料金以上の料金を取ってはいけないというような法の規定がございまして、もしそれに連動して杉並区で上げないと、業者が全部のみ込まなきゃいけない、工場に運び込む分の値上げした分を業者が自分で吸収しないといけないというようなことになりまして、運搬業の経営が非常に苦しくなるというようなこともございまして、そのまま自然な形でコストが上がった分はいただこうというような形になっているかと思います。

◆佐々木浩 委員  それと、注意書きみたいな形で、各区の収集・運搬部門のところだと思うんですが、重量を基準にして算定することが著しく実情に合わないと認めるときは、排出量算定基準の特例という形ですが、私の頭の中では今まで重量ということしか考えてなかったんですが、重量以外に、複雑になる要素というのが何かあるんですか。

◎ 清掃管理課長 現場で個々の廃棄物の受け渡しの際に1つ1つ重量を確かめるというのがなかなか難しいものでございますので、参考資料の裏面にございますように、容積換算ということで、基本的には平均的な1リットル当たり0.1キログラムというような考え方のもとに、10リットルだったら換算すると540円になるだろうというようなことで、実際には袋の量等で値段をいただくというようなこともございます。

◆ 佐々木浩 委員  これから考えるんでしょうけれども、杉並区はいずれ条例が出てきますけれども、杉並区としては、この特例というよりはきちっとした重量換算、それから収集・運搬部門相当額の部分もきちっと算定をして、いろいろご意見を聞きながら条例を出してくるというふうに受けとめていいですか。

◎ 清掃管理課長 手数料の問題につきましては、基本的には今23区共同で検討していこうというような流れがございまして、杉並区でよほど特殊な事情がなければ、先ほど言った業者が混載ということで各区でやって、区をまたがって業をやっていますので、それが違う料金ですと、大変な難しい問題が出てくるというようなこともございまして、できるだけ23区の方式、計算方式も含めまして進めていくのがいいのではないかと、現時点では思っているところでございます。