平成17年12月 2日清掃・リサイクル対策特別委員会−12月02日-01号

◆佐々木浩 委員  私は、一般廃棄物処理基本計画が一部事務組合の方から案が出されましたので、その件についてお伺いをしたいと思います。
 休憩時間中にいろいろなご説明がありまして、そのときもちょっと質疑をさせていただいたんですが、平成20年から大きなターニングポイントを迎えるというのは重々理解をして、サーマルリサイクルを積極的に導入するということに関しては、苦渋の選択もあるんでしょうが、理解はしているつもりなんですけれども、ただ、この一部事務組合の計画はあくまでも自分たちの守備範囲の中での計画なものですから、ごみも、文学的に言えば起承転結で、始まって終わりがあるんですけれども、そのうちの一部だけ今ご報告をいただいたんですが、区のごみ政策すべてに関していろいろな影響があると思うんです。その辺の、余り細かくなくても結構なんですが、20年から一体どういうふうになるのか、簡潔で結構ですのでお教えください。

◎ 清掃管理課長 サーマルリサイクルを実施した場合に、杉並区ですが、基本的には、できるだけプラスチックについてはリサイクルできるものはリサイクルしたいということで、それまでの間にプラスチックのリサイクル体制を完結、整えて整備していきたいというふうに思っております。
 また、それにしても多くのプラスチックが、今は不燃の中継所を通って埋立処分場に行っているわけですが、それが不燃中継所に行かなくなるということで、不燃の中継所に運び込む量が大幅に減るということで、これが当初の廃止するという目的に結びついていくかどうか、そういったことが焦点になってくるのかなというふうに思っております。
 また、財政的にも、不燃ごみの処理コストの方が倍ほど高いですので、それが可燃ということで工場に入れば、財政的な変化も生じてくるかなというふうに考えてございます。

◆佐々木浩 委員  話を聞いていますと、できるだけ資源化を進めて、スリムになったその部分、ほかの部分をサーマルでというような形だと思うんですね。
 ところが、私も、20代とか30代とか若い方といろいろごみのことで議論することがあったりなんかしまして、今後ごみの有料化もせざるを得ないとか、コストがかかるんだということを話してはいるんですけれども、逆に彼らの方から、佐々木さん、技術がどんどん上がっていますので、もう燃えるごみも燃えないごみもみんな一緒にして、全部燃やしたらどうですかということを非常に勉強されている方が多いんですね。
 だから、サーマルリサイクルというのは、逆に、技術が上がれば何でも燃やせるんだという、それで熱エネルギーに変えるんだという、私も随分合理的だと言われますけれども、さらに若い世代は合理的でして、確かにそのとおりかもしれませんが、そういう世代、あるいはサーマルを進めれば必ずそういう倫理観というんですかね、が出てしまうんですが、その中で資源化を一方では進めましょう、そしてだめなのはサーマルをしましょうという理屈というのが、なかなか分け隔てて、そんな面倒くさいことをしないで全部一緒にしたらどうですかと、こういうのが本当の一般住民の声になりかねないのかなと危惧をしているんですけれども、その辺の考え方というのはいかがですかね。

◎清掃管理課長 そこが私どもも一番懸念されるところではないかと思います。現在、廃棄物はごみとして焼却なり埋め立てなり行っているわけですが、資源循環型社会では、基本的には廃棄物全体をさらに資源として再利用しようということですが、実際には燃やしてしまうということは、炎というんですか、物質として再利用するわけではないので、熱エネルギーということで再利用ということで、どれだけ効率よく利用できるかということもありますし、先ほどの二酸化炭素の問題もありますので、これは2回、もう1回利用するだけで終わってしまいますので、例えば金属、アルミニウムとかスチール缶であるように繰り返し利用できるような形ができれば、もっとその方がいいだろうというふうに考えております。国の方も方針を示しておりますけれども、リサイクルできるものはリサイクルしていきたいというふうに考えております。

◆佐々木浩 委員  最後にします。
 細かいことはまた種々、後ほどその場その場で質問していきますけれども、特に今回報告で、廃プラスチック分別収集地域の拡大なんていう、まさに資源化していこうという動きを一方で我々やっておきながら、多分こういった方々にもこのサーマルの動きもお伝えをしなければいけないという、矛盾しているわけじゃないんですけれども、非常に何か説明しづらい状況で、我々区議会議員も、たびたびごみ問題について地域の中でいろいろご説明している中で、なかなか説明しづらくなってきているものですから、その辺のうまい説明というのかな、我々もそういうのを勉強したいんですけれども、そういうことがあれば、きちっとお教えいただけたらありがたいんです。

◎清掃管理課長 例えば、現在燃やしている、一方でリサイクルもやっている紙で見ていただきますと、かなり質のいいもの、再利用できるものはできるだけ再利用ということでやっておりまして、そういう中でも、どうしても汚れて、ちょっと再利用に適さないなというものは清掃工場の方で焼却に回っているというようなこともありますけれども、プラスチックについても、できるだけ再利用できるプラスチックについては再利用していきたい。プラスチックでも、相当汚れて、その汚れを落とすのにかなり水も要る、手間もかかる、費用もかかるというものについては、場合によっては焼却して熱として対処した方がいいのかなというふうには思っておりますけれども、そういったことで、プラスチックもいろいろあるということで説明していただければと存じます。