平成17年11月28日区民生活委員会−11月28日-01号

◆佐々木浩 委員  基本設計の図面も出てきて、説明会にも伺いましたので、まず、ほかの委員から大体総額で二十数億円ぐらいでなんていう話がありましたけれども、この設計を見て、20億円台でできるのかなというふうに私自身は思うんですが、基本設計の今の段階でどのくらいの予算規模なのか、お教えいただけますか。

◎営繕課長 今基本設計をやって、予算を組み立てているところでございますが、この予算を組むに当たりまして一番参考にいたしましたのは、現在つくっている公会堂でございます。公会堂の内容が、規模はちょうど約半分でございますが、入っている設備というのがほとんど似ておりますので。公会堂そのものはPFI事業でやりました。PFI事業における予定価格を組んで、相手が応札した価格がございまして、これを分析いたしまして、平米単価に落としたんですが、これが大体六十五、六万でした。
 今回の内容につきましては、荻窪はもともとクラシック、音の響きのいいホールをつくるということで、今回は演劇ということで若干質は違うんですが、この平米単価を超えないような形で設定していこうということでやってございまして、それ以内に抑えていくというようなところで、今予算を組んでいるところでございます。

◆佐々木浩 委員  私はできるだけ効率的にというふうなタイプの人間でありますけれども、余り詰め過ぎて今回の姉歯のような事件が起きたりすると困るので、非常に言いづらくなったんですけれども、やはり限られたお金の中でしっかりやってほしいなと思うんです。
 ちょっと財源を心配するんですが、財源は、これはPFI事業ではないので、基本的に区の持ち出しになりますけれども、その財源の計画というのはどういうふうな形になりますか。

◎区民生活部管理課長 当然区の一般財源の中で措置をしていくという形になろうかと思いますけれども。

◎区民生活部長 これは、ご案内のとおりスマートすぎなみ計画、区の行財政計画の中にのっている計画でございますので、そうした中で、財源についても一定の想定で予定を組まれているものでございます。

◆佐々木浩 委員  わかりました。
 では、ハードではなくてソフトの方に行きます。
 ホールCでは阿波踊り。高円寺の阿波踊りといいますと、区内の観光の中でも数少ない資源、最近はアニメをやっていますけれども。そういう意味で、観光事業としてこれからとらえていくんだと思いますが、このCホールの使い方について、設計とかこういうのを見ると、練習場だけとりあえず確保したなと。これは非常にすばらしいことだなと思うんですけれども、阿波踊りの方々のいろいろな話を聞くと、むしろ夏の2日間だけ阿波踊りというのではなくて、年間通して阿波踊りに触れてほしいというような意向があるようなんですね。そういう意味で、展示物とか何かをつくるんですか、そういうことだけじゃなくて、場合によっては練習風景などをいろいろな方々に見ていただきたい、こういう意向があったように聞いているんですね。そうしますと、私なんか素人でイメージすると、例えば何かガラス張りの部屋があって、そこで練習しているというフィットネスクラブみたいな感じなんですけれども、そういうのが見られるとか、そういうふうになるのかなあと思いましたけれども、この設計図面を見ますと、非常にクローズした場所なんですよね。要するに閉ざされた場所で、例えばだれかが練習をしているところを、一般の方がぞろぞろ来て見に行こうとかね。毎日は無理だと思うんですよ、みんな働いていますから。土日ぐらいは毎週練習したいと言っていますから、そういう風景をいろいろな方に見ていただいて、逆に私もやろうとか、それから、夏楽しみに行こうとかいうようなことが、やはり観光事業としてのうまい回し方なんですね。
 ところが、これを見ると、多分練習しているところに一般の人が、ホールCで練習しておりますから見に行きたいなといっても、これは行けないなと、うまく見られるのかなというふうに想像をするのですが、その辺のお考えはいかがでしょう。

◎ 区民生活部管理課長 確かに阿波踊りのことを考えますと、そういったことも1つの考えとしてありまして、実は設計者の選定の中では、そういった阿波踊りの練習風景を広く、例えばガラス張りにして外に見せるという提案も1つございました。ただ、結論としましては、全体のあの敷地面積の中で、小劇場と阿波踊りホールと区民会館ホール、それをどう配置するかということになって、地下に行かざるを得なかったというのが1点。
 それから、振興協会の方にお伺いしたところでは、今佐々木委員の方から言われたこともございましたけれども、もう一方では、練習なんてジャージか何かでやるので余り見ばえはしないから、それよりも本当に練習に集中できるように、音響だとかそういったものを十分やってくれといったようなご意見もございまして、結論的にはこういった形になったかというふうに思います。
 ただ、阿波踊りは重要な杉並の観光資源というか、広く地域をアピールしていくものであるということはそのとおりでございますので、練習風景をガラス張りにはなかなかできないわけですけれども、いろいろな事業運営の中で、そういったことも工夫されていってしかるべきかなというふうに考えております。

◆佐々木浩 委員  ガラス張りというのはちょっと極端なあれですけれども、ホールCの出入り口なんかを見ていると、どうしても、一般の方が入って、きょうは公開日だとかといったときにも気軽に見られるような構造ではちょっとないので、今基本設計の段階ですけれども、その辺を、運営上でも結構ですから、うまいことやらないと、練習場だけちょっと隔離してやっているんじゃなくて、阿波踊りの方々も、オープンでいいよ、むしろ見せたいというグループも相当いますから、そういうのをこちらもうまく使って観光事業に結びつけるというのが、これが一番大事なことですので、そういったことを種々これから検討していただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。要望です。

◆佐々木浩 委員  議案第58号に関しまして、賛成をいたします。
 地元の方のみならず区民全体の中で、芸術文化に対して、公会堂はリニューアルいたしますけれども、非常に待望の施設であります。もちろん地元それから区全体、両方の意味合いを持った、あるいは観光という非常にすばらしい計画でございますので、ただ、内容について、申し上げたように重々留意していただきたい部分もございますので、そちらをお酌み取りいただきまして進めていただければと思います。
 以上です。


◆佐々木浩 委員  私も、まずでんごんくんからですけれども、このPFI方式というのもなかなかすばらしいアイデアで進んでいるんですけれども、先ほど1基30万円ぐらいという話がありました。これは例えば新規で設置する場合に、基礎をつくるのに、穴掘ってコンクリートを埋めてなんという作業もあるんですが、これも全部入れて30万ということですか。

◎地域課長 はい、そうです。今おっしゃったとおりでございまして、工事費も一応含んで30万程度というふうに見込んでございます。

◆佐々木浩 委員  そうすると、ひょっとして工事費だけうちが負担して掲示板だけかなと思ったんだけれども、そうじゃなくて、新規を設置するときは丸ごとということですよね。そういうことですね。
 それで、20年間という長い期間で、民間法人だったら別ですけれども、NPO法人に対して20年間の長い契約というのは大丈夫かななんて思うんですが、その辺の自信はありますかね。

◎ 地域課長 ここの法人でございますけれども、これは生活系住民サービスのための社会資本整備に関する調査研究を請け負うというところで、かなり広域的に、内閣府の認証を受けているところでございまして、流山市や草加市、それから市川市――掲示板については杉並区は初めてか2番目ぐらいなんですが、避難誘導板についてはかなり実績を持ったところでございます。そうしたところで、信頼性に一定程度富んだ法人だろうというふうに踏まえまして、また、区の方でも、避難誘導案内板の方は既にこの法人と協定を結んで展開しているところでございまして、そうしたところでは大丈夫だというふうに考えているところでございます。

◆佐々木浩 委員  なるほど、少し安心しましたけれども。
 協定書がちょっと手元にないものだからわかりませんが、所有権がそちらの法人の方にあるということですので、場合によっては、何らかの形で倒れちゃってけが人が出たとか、そういう場合、区の所有物だと区の方で損害賠償なら受けるんですが、このケースというのは法人が受けるということになるんですかね。

◎ 地域課長 これもケースによってどうなるのかというところはございますけれども、基本的に所有権が法人側に移っておりますので、法人側の責任ということになりますが、法人側の方では協定の中で保険に加入してございます。そうしたときで、もしおけがとかされた場合の負担措置等は講じられているところでございます。

◆佐々木浩 委員  それから18年度、ちょっと先の話になって、杉並区の掲示板の方ですね。これもPFI方式で整備をしていくということは非常に結構なことだと思うんですが、私も地元でいろいろ掲示板を使っているんですけれども、今でさえ張る場所がなくて、いっぱいいっぱいで、前に終わったのをはがしながらやっていってもまだ足りない、そういうような状況の中で、広告を載せつつも、こういう形で維持するというのは、なかなかスペース的にも難しいのかなというようなイメージは持っているんですが、先のことですけれども、その辺の何か考え方があれば教えてください。

◎地域課長 まず、板面自体の、要するに利用者の方が張るスペースは若干広くなっております。掲示板自体は現行のものよりも少し大き目になってございます。そうしたところでいくと、少しスペース的には今までよりもゆとりがあるということと、現在、区の掲示板は465基というところでございますけれども、以前10年ぐらい前は500基ぐらいございました。そんなことで減っているところもございますので、今回、整備のところではもう少しゆとりを持って追加整備をしていくことは可能になってございます。ですから、空白区域だとか利用ニーズの高いところだとか、少し検分しまして、もう少し現行基数よりも増やして建てていくということも考えていきたいというふうに思っております。

◆佐々木浩 委員  では次に、NPO支援センターに関して。
 NPOの強化をどんどん図るということで、非常にこれも賛成すべきなんですが、ちょっとこれもイメージ的なものなんですけれども、ボランティア活動支援を、今までのものを分離して、今度は社会福祉協議会の方に入れるということでしたけれども、以前から、ボランティア・イコール社会福祉というのが余りよくないという話で、NPOのこっちの方に持ってきたんですけれども、また社会福祉の方に戻っちゃうのかなと。例えばボランティアだって文化事業だってあるものですから、私どももいろいろな音楽祭だとかやっていますけれども、それのボランティアのいろいろなあれがまた社会福祉協議会に行くのかなというと、日本人的なんだけれども、本当はボランティア・イコール社会福祉ではないんですけれども、またそちらに戻るということになると、何となく違和感があるのかなと。反対するわけじゃありませんが、そういう考えがあるんですが、いかがですか。

◎ 地域課長 今回ちょうど分離をするというところで、NPOについてはNPOによる柔軟な運営というところでございますけれども、これまでのセンター運営の中で、ボランティア部分は、今委員もご指摘のように社会福祉協議会の方でかなり力を入れてやっていただいてきたところでございまして、専門ノウハウ等、育成の機微を心得ているところでございまして、そうしたところでボランティアの運営の方は、いろいろ課題はあるにしても、基本的には非常に利用者の満足度の高い運営がなされてきたということでございまして、引き続いて、ここについては社会福祉協議会で当面運営の充実を図って展開していっていただくということで、今回の考え方になったところでございます。