平成17年決算特別委員会−10月04日-05号

◆佐々木浩 委員  リバースモーゲージとごみの処理、それから障害者の自立、時間があれば保健所。お願いします。
 お年寄り、特に高齢者の方で、現金収入はなかなかないけれども資産を持っているという方に対する非常に有効な制度として、リバースモーゲージという制度があります。相当前に私も質疑をして、そのときは、なかなかハードルが高くて使い勝手が悪い、なかなか普及しないんだということだったですよね。その当時、たしか資産担保価値が 5,000万ぐらいじゃないとだめだと。そんな人どこにいるんだというようなやりとりがあったように記憶をしておりますけれども、2002年に国の方で制度化された長期生活支援資金というのがありますけれども、これは1,500万なんですよね。だから、そういう改正もあった中で、区の、実際は社協がやっているんですが、社協のこのリバースモーゲージ制度というのがどういうふうになっているのか、その辺をお聞かせください。

◎保健福祉部管理課長 今、杉並区の社会福祉協議会で取り扱っていますリバースモーゲージは、2つの種類がございます。
 1つは、以前委員のご質問にご回答したときに、平成5年からなんですけれども、さんあい公社でやってきた制度です。これが金融機関をあっせんする方式で5,000万という基準でやっておりました。
 それからもう1つの制度というのが、今委員がご指摘になりました全国の制度で、平成14年の12月から始まっている長期生活支援資金ということで、今、杉並区の社会福祉協議会で2つのリバースモーゲージの制度を取り扱っております。

◆佐々木浩 委員  前者はあっせん方式だから、なかなか進まないですけれども、後者の方は利用というのは、成年後見制度とも絡むんでしょうけれども、どういう状態ですか。

◎保健福祉部管理課長 前者のさんあい公社から引き継いだ制度については、ほとんど休眠状態といいますか、相談もございません。
 長期生活支援資金の方は、平成15年度が相談34件、16年度が69件ということで、これまでに貸付の実績としては3件ございます。

◆佐々木浩 委員  この制度、後者の方ですね、評価額1,500万だそうですが、他の自治体では1,000万円ぐらいにハードル下げているところもあるんですけれども、これは1,500万ですよね、今。

◎保健福祉部管理課長 1,500万でやっております。

◆佐々木浩 委員  いろいろなリスクがあって普及しなくて、結局3件しかなかったということなんでしょうけれども、そういったハードルを下げて、あとはリスクはいろいろ外してやれば、相当うまくいくのかなあという気もしないでもないんですけれども。
 それで、最近国交省の方がまた新しいシステムを開発しまして、今度は高齢者の物件を賃貸契約して、行政が借り上げて、それを若い世帯に貸して、その賃料との差額、ギャップを払うとか、おもしろいこと考えるなというふうに思っているんですが、こういう制度の導入というのはどうなんでしょう。

◎ 保健福祉部管理課長 杉並区で少子化問題を考えたときに、50平米から70平米ぐらいのファミリストの住宅が非常に少なくて、非常に小さい住宅と大規模な住宅が多いということで、そういったときに議論の中で、職員からも、そういう高齢者が住んでいるような大きな住宅の中に若い世代が住めるようになったらいいんじゃないかというような案が、ディスカッションの中で出てきたことがあるんですが、今回の国交省の来年の概算要求に盛り込まれたのも、ちょっと似たような視点かなと思いますので、杉並区の高齢者のニーズにマッチするかどうかはちょっとわからないんですけれども、研究してまいりたいというふうに考えております。

◆佐々木浩 委員  高齢者はお2人ででっかい家に住んでいて、子育て世代が小さなところに住んでいるという、そういうギャップを埋めるというような趣旨もあるんでしょうけれども。
 とりあえず今2つのリバースモーゲージがあるんですが、これはどのタイミングで案内しているのか。「高齢者のしおり」とかいろいろなものを見ていると、余り書いてないんですよね。だから、どういうときに職員の方が案内しているのかなと、不思議に思うんですが、いかがでしょう。

◎ 保健福祉部管理課長 いわゆる普及活動としては、昨年でいいますと、区報に3回載せております。それからもちろんホームページ、あと、杉並の社協だよりというのがありますので、そこでも載せております。また、当然ケア24等を通じて、高齢者の介護活動に携わっている人たちへのPR等は行っております。

◆ 佐々木浩 委員  あと、税金とかと違って、例えば国保を滞納しているなんていう方は、現金収入だけを多分見てやっていると思うんですね。資産とか調べて、もし、例えば住んでいる家が自前のものだったらば、こういう制度を紹介して、月幾らか担保価値で貸し出しができますから、そういうので払ってもらうとかいったところまで突っ込んで収納率を上げているのかなと思うんですが、いかがでしょう。

◎国保年金課長 それぞれの滞納者の方について、不動産も含めて資産の状況を調査します。場合によって差し押さえというようなこともございますけれども、それの資産をもとに貸し出しをするというようなことは、現在考えてございません。

◆ 佐々木浩 委員  そういう、例えば生活保護でもいいんですね。生活保護に行って、でも、あなたは資産があるからちょっとそれは無理ですよというようなことも間々あるんですよね。だけれども、そこを一歩進んで、その資産を処分するというところまでいかないけれども、こういう制度がありますよとか何とか紹介することによって、そこから月30万まで貸してくれるわけだから、そこから、すみません、保険料払ってくださいとか、何とかしてくださいという、そういうことも可能なんではないですかね。

◎保健福祉部管理課長 今回の長期生活支援資金というのは、まさしく、例えば将来もし貸付の原資がなくなったら、生活保護を受けるにしても、それまでの間資産を有効に活用していこうという趣旨でもともとできた制度だと思いますので、そういった活用の仕方、あるいはこれから成年後見制度をもう少し普及していく中で、後見人にそこのところに上手に入っていただいて、資産を有効に活用していくというようなことに少しずつ取り組んでいけたらというふうに考えております。

◆ 佐々木浩 委員  次、ごみの収集についてですけれども、今、夜間収集とか朝の収集時間が早まりまして、歓迎すべきことなんですが、私も、自分自身ごみ出すのに、出すタイミングが非常に難しくて、出しに行ったらもう行っちゃっていたとか、そういうことが多いんですよね。それで1つ提案ではありますけれども、清掃車にGPSかなんかをつけて、今どこに、ああ、もうすぐここに来るというのがわかるようになるとありがたいんですが、そういうのはどうですかね。

◎清掃管理課長 今後の効率的なごみ収集とサービスアップの観点から、今後の課題として受けとめさせていただきたいと思います。

◆ 佐々木浩 委員  実は我々選挙をやっていて、選挙カーにGPS載っけて、もうウエブ上で管理しているんですよ。だから、そんなにお金かからないので、そういうことを、清掃車だけではなくて、いろいろな区の庁有車にそういうことができるのかなと思いますので、研究をしてください。
 以上です。