平成16年12月17日総務財政委員会−12月17日-01号

◆佐々木浩 委員  先ほど現地も見させていただきまして、いろいろと、なるほどと思うことがありますけれども、今の答弁でも、桃二の改築が現時点では計画をされてないということでありましたけれども、現地を見て、これから、今は車いすのお子さんはいらっしゃらないようですけれども、そういうこともありますし、あと、中越大震災の件もあって、避難場所というケースもあって、体育館に避難するのに車いすの方が避難できないという──避難できないわけじゃないけれども、大変だということもあるので、ちょっと投票云々以前の問題なのかなという新たな問題も考えたんですけれども、選管に率直にお聞きをしますけれども、私、この位置関係を見ると、ここの位置はベストな位置なのかなと思うんですね。だから、学校をきちんとバリアフリー対応にすれば一番いいのかなと思うんですが、それと、保健所に移った方がいいのか、どっちが選管としてはいいとお思いですか。

◎ 選挙管理委員会事務局長 正直申し上げて、大変難しい問題かと存じます。今、桃井第二小学校、先ほどちょっと藤本委員からご質問があった件もあわせてご答弁申し上げますけれども、選挙の記録で見ますと、昭和22年から桃井第二小学校を使っているということでございます。そういったことを見ますと、地域の方々にとっては非常に身近な投票所としての施設、定着をしているということは事実かというふうに考えてございます。
 それから、環状8号線を分けて、南荻窪4丁目ですか、そういったところからも投票に来るわけでございますので、二、三百メーター投票所が移るということになると、それだけ遠くなる方も中にはいらっしゃるというようなこともございます。
 また、現状の中で動線を工夫してやったらどうかということも1つの方法でもありますし、現状の簡易スロープ等々の改善なんかもしたらどうかというようなこともあろうかと思いますので、なかなかここら辺のところは、今の時点でどちらがいいかというのは、今後十分検討していかなければならないというふうに考えてございます。

◆佐々木浩 委員  今、話が出たように、環8を渡っていかなければいけない南荻窪4丁目の方々がいらっしゃるんですよね。この方々は、今はマックスでも500メートルぐらいですけれども、環8を渡るというのは結構大変ですよね。僕らみたいに元気のいいのはとんとんと行くんですけれども、それこそ車いすの方だとか足の悪い方からすれば、環8を渡るという労力は結構大変なんですよね。それがちょっと向こう側に行くとなると、この議会でも、あるいはそちらの方で決定をしていただいて、では保健所に行くんだというふうになって周知をしたら、今度は南荻窪4丁目の人が、冗談じゃないというふうに言われるようなことでは我々もちょっと困るわけでありますので、まあ決まったわけではないので、その辺の感触というのかな、ちょっと不利益になりそうな南荻窪4丁目の方々の感触というのはどのようにとらえていますか。

◎ 選挙管理委員会事務局長 正式にこういった方々の声をお聞きしたということではないんですけれども、たまたまこの関係する地域の方とお会いしたときに、こんな話もあるんだというようなことをちょっと雑談がてらに話をしたときに、やはりこちらが距離が遠くなるというようなこともあるのかなというようなお話をされておりますし、投票所内、学校の中の動線なんかも工夫はできないのかねというようなお話は聞いてございます。

◆ 佐々木浩 委員  そうすると、先ほどの話もありますけれども、選挙のためにこの学校をバリアフリーにするというのもどうかなと。やはり教育委員会の方も限られた予算の中で順番にバリアフリー化しているわけですから、ここが先だとかなんとかと言いづらいところがあるんですけれども、一番ベストは、桃井第二小学校がちゃんと、仮設じゃなくて、災害とか学校の施設の常設ということになれば、これが一番ベストな話なんですけれども、それはそっちの都合もあるので、それができないようだったら、確かに保健所ということも考えられるし、逆に、保健所に持っていったんだけれども、今度バリアフリーがきちっとできたからまたそっちに戻すとか、そういうこともありですか。

◎選挙管理委員会事務局長 投票所につきましては、基本的にはできるだけ動かさないという考えがございます。やはり地域の方々にとって、場所が移ったりしますといろいろと混乱をするというようなことがございます。ただ、絶対に動かさないということでもないという、それなりの必然性があれば、施設がなくなってしまうというようなことも当然考えられるわけでございますので、そういうときにはある。その辺の理由といいましょうか、根拠というのがあればということでございます。

◆ 佐々木浩 委員  それで、多分直近は来年の夏に都議選があると思うんですね。こういう要望がありますから、それまでには何らかのお答えをしなきゃいけないとは思うんですが、それで逆算をして、例えば来年の2月や3月、4月、5月とかにでも、ここにしたと決めて周知をして、ぱっとなるものなのか。それとも、いろいろな準備があるので、半年前ぐらいには、大体ここにしますよというふうに決めて準備をしなければいけないのか。その辺のタイムスケジュールの逆算的な考えはどうなりますか。

◎選挙管理委員会事務局長 委員ご指摘のとおり、ことしの7月22日が都議選の任期満了でございます。それらを逆算すると、私どもも、通常の準備ですと、いろいろな残業等が入りますのは4月ぐらいから入るわけですけれども、今回のような、投票所をもし変えるとなりますと、それなりの準備、当然区民の方への周知ですとかそういったことも必要になりますので、年明けといいましょうか、できるだけ早い時期からの準備は必要だというふうに考えてございます。

◆ 佐々木浩 委員  では、あと1点。保健所の方なんですけれども、先ほど、日曜日も使うことがありますので、それと混在するのはどうかなという件はありましたけれども、先ほど視察で、ちゃんとパーティションで切れば独立性を保てるという話がありましたので、それはいいんですけれども、この保健所をつくるときに、地元の方々がいろいろ集まって、こういうのはやめてほしいとか、いろいろな要望があってつくられた建物ですけれども、そういう要望を踏まえた上でも、保健所に日曜日に人がわらわら集まって、まあ集中的に集まるわけじゃないですけれども、ということは、きょう保健所へ行ってきましたけれども、保健所の方も、投票所になることは差しさわりないというふうな見解を持っていると判断してよろしいですか。

◎選挙管理委員会事務局長 私どもがお伺いしたときには、もし投票所になったとしても構わないというお話は聞いてございます。

◎ 政策経営部長 基本的には、選挙管理委員会の考え方ということを十分踏まえて区としても対応していきたいというふうに考えておりますが、なるべく手短にお話し申し上げますけれども、もともと杉並保健所が西保健所だった時代から投票所は今の桃二で行っているということで、当然その当時は都の保健所ということで昭和50年まで来ました。昭和50年に区移管になったんですが、その時点で多分いろいろな、こういったお話もあったのかと思うんですが、あの当時の西保健所の構造というのは、今と違いまして、各部屋が、小さい部屋が並んでいた状況で、だんだんぼんやりとしか思い出せないんですが、そういう状況の中で、ちょっと投票所の仕様というか様式というのは無理だっただろうというふうに思います。
 そういう状況の中で、先ほど選管の方でお話がありましたように、場所はなるべく固定したところ、親しみというか、ずっと通っていたところがいい、わかりやすいということもありましたし、そういう点で、西保健所が区に移管されてもそのままであった。それが平成10年ですか、新しく杉並保健所ということで改築されて、そこで今のような構造になったということで、そういうような要素といいますか、対応しようと思えば対応できるような、そういう構造的な設備が整ったという中で、たまたま桃二と保健所が近いものですから、こういうような要望というのが出てくる背景には1つあったのかなというふうに思うのでございます。
 ただ、いずれにしましても、選管の、場所はなるべく一定の方がいいということ。それから、今まで委員のご質問の中でもいろいろありました。まず1つは、こういうのがもうちょっとうまくバリアフリー的な改修というか対応ができないのかということは、選管の判断もありますけれども、区としても、そういう声というのは耳を傾けて聞いていかなければいけないかなというふうに思いますし、また、保健所の方で仮にやるということになる場合には、それなりの対応というか、それも考えていかなくちゃいけない。いずれにしても、選挙管理委員会の考え方も踏まえまして、もちろんここでの審議状況ということが前提ですけれども、そういうことを踏まえてさまざまな面から検討する必要があるだろうというふうに、今の時点では考えております。

◆佐々木浩 委員  私は、結論から申し上げると趣旨採択なんですが、この請願者のお話をいろいろ文書で見て、現状のままではちょっと現場を見ても厳しいなと、そういう印象は確かに持ちました。ただし、請願の文書の内容の前提が、保健所へ変更していただきたいというふうに限定をしておりますので、それを前提にしないで、今話の中に、私も申し上げたように3つの選択肢があって、一番優先度が高いのは、学校自体をバリアフリーに改修していただくこと。これは予算の関係があるから、できるかどうかわかりませんが。それからもう1つは、今の場所を使いますけれども、選管の方でもう少し設備を整えていただいてやるということ、これもあり得るし、それからもう1つは、保健所の方に移設をするという、3つの選択肢が今ありますけれども、ただ、保健所の方に移設をする際に危惧されるのは、多分南荻窪4丁目の方、全体の30%弱、27%ですから、その方々から不満が出ないようにそれなりに周知をするとか、ある程度納得をしていただくというようなことが前提になりますけれども、3つ目のそういう選択肢もあるということで、改めて来年の夏までに間に合うぐらいに、その3つの中でどれをきちんと選ぶかということをしっかり検討するというような趣旨をもって、趣旨採択ということを主張したいと思います。